JR宝殿駅北口のカフェ「conte.(コンテ)」(高砂市神爪1丁目)が通勤・通学で行き交う人々を応援しようと、10月6日から朝カフェを始めた。
同店は店主の徳丸陽亮さんと真紀さんの夫婦で営む。「conte」は「物語」を意味し、「ここからさまざまな人のストーリーが始まって、つながってくれたらと願い、名付けた」と話す。そのまま読めば「コント」だが、決して「愉快」や「ズッコケ」を意識した名前ではないという。
朝カフェではコーヒー(350円)、カフェラテ(400円)、自家製梅ソーダ(300円)などを提供する。店内のほか、通勤・通学の人が立ち寄りやすいように道路に面したテークアウト窓からの販売も行う。陽亮さんは「朝は慌ただしい時間だが、少しだけ早く家を出るとゆとりを持てる。そんな朝のおいしい一杯を提供したい」と笑顔で話す。
コーヒーは同店のオリジナルブレンド。元々コーヒーが飲めなかった真紀さんが神戸のカフェで「コーヒーってこんなにおいしかったの?」と思える豆とブレンドに出合い、豆を譲ってもらったり焙煎(ばいせん)元を教えてもらったりして夫婦2人のスペシャリティーコーヒーを完成させた。真紀さんは「平日の朝にもコーヒーを味わってほしい。冷え込んでくる季節なのでほんの少しでもほっとしていただけたら」と笑顔で話す。
朝カフェの営業時間は7時~9時。11時~15時はランチ営業を行い、自然農法・無農薬野菜の週替わりランチ(2種類、各850円)を提供する。