縁日をイメージしたイベント縁ノ和(えんのわ)が7月26日、高砂市工楽松右衛門旧宅(高砂市高砂町、TEL 079-490-4790)で行われた。主催は高砂市工楽松右衛門旧宅。
高砂市観光交流ビューローの佐野絵里奈さん「今は遠くへ遊びに行けないこともあるので、地域で何か楽しめることはないかと考えた。会場が古民家なので、親子で来てもらえるのをイメージし、子どもと一緒に楽しめる昔ながらの縁日をしようと企画した」と話す。
イベント当日は、工楽松右衛門にまつわる資料などの展示、今で言う街灯や灯台である常夜灯の木工工作などを行った。8月・9月にも開催を予定しており、オリジナル缶バッチ作り、かたぬき、スーパーボールすくい、雑貨のフリーマーケットなどを行う。9月のイベントでは旧工楽邸のライトアップも予定。
佐野さんは「縁日とは、神様と縁を結ぶ日「結縁(けちえん)の日」のことを言う。旧工楽邸がまちと人を結ぶ場所になってほしい。楽しく自然な感じで歴史文化に触れてもらい、地域の皆さんに愛着をもってほしい。古民家の雰囲気には浴衣姿がよく合うので日常とは違う空間を楽しんでもらい写真もたくさん撮ってもらえたらうれしい。ぜひ浴衣姿で来場いただければ」と呼び掛ける。
今後の開催は8月23日13時~18時、9月26日16時~19時を予定。参加無料。