JR加古川駅近くに5月15日、断食スペースやカフェを併設する「ビハーラ けんしんりょう加古川養生所」(加古川市加古川町溝之口)がオープンした。運営は「けんしん」(加古川市加古川町溝之口)。
宿泊機能を備えた「お寺がサポートする街角健康断食スペース」、坊主カフェ、産後ケアやメディカルアロマテラピーなどを提供する同施設。
同施設のオーナーを務める木村洋子さんは「気軽に立ち寄れる場所に断食道場をつくりたかったため、駅から歩いて来られる場所にオープンした。おしゃれな場所でデトックスしてもらえたら」とも。
断食スペースでは、日帰りと2泊3日のプランを用意。内容は、ヨガ、マッサージ、アロマトリートメントなどを受けることができるという。
「心と身体はリンクしている。相互のケアを通して健康づくりをサポートしたい」と木村さん。「病気にならないための予防のお手伝いができたら」とも。
坊主カフェ「キセキノイマ」では、お茶やケーキを販売する。メニューは、水出しプレミアムコーヒー、オレンジジュース(温州みかんストレート)、アップルジュース(信州りんごストレート)、夏季限定メニュー「冷やしぜんざい」など。
席数は21席。和モダンで統一しゆったりとした空間を演出する店内には、和食器を並べた棚や「書」などを展示する。「今この時を大事にしていただきたいといの思いを込めている」と木村さん。
「8月にカフェスペースでチェアヨガや二胡の演奏会も予定しているほか、僧侶の話を聞ける機会も考えている。まずは気軽に足を運んでもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は、産後ケア・メディカルアロマサロン=10時~19時。カフェ=9時~19時。