ワンコインで参加できる「親子で楽しむもの作り体験講座」が12月22日から、高砂市にある「ファブラボ タカサゴ」(高砂市高砂町)で行われている。主催は同ラボを運営する一般社団法人マチノエン。
同施設は、ものづくりを通じて縁が結ばれていく場所として、3Dプリンターやレーザーカッター、デジタルミシンなどデジタル機材やDIYに使える工具などをそろえ、年代や経験に関わらずものづくりを楽しむ場所として運営している。
同講座は、同施設を多くの人に知ってもらおうと夏休みや冬休みに合わせて行っているもので、2019年8月に移転オープンして以来、今回で3回目。期間中、1~2時間で作れるレーザー加工で模様を描く木製の時計の文字盤や「だるまさんがころんだ」をモチーフに、周りで人が動くと反応して音と光で知らせるセンサー付きの置物など、営業時間中にいつでも参加できる講座と講師を招いて作る木工パズルなど日程が決まっている講座も。
ファブラボタカサゴのスタッフ村上陽一郎さんは「これまでは、時間がかかるものも講座に入れていたが今回は手軽にできるものを用意している。その場で完成して持ち帰ることができるので喜んでもらえると思う」と話し、「自分で工作をして失敗したり成功したりすることがよい経験になる。親子で体験することで共感して家庭で話題に上がることでものづくりの意欲やステップアップにつながるのでは」とも。
体験講座「お気に入りクロック」「だるまだんこ~ろんだセンサー」「電子ボイス伝言板」「miniレインボープレート」は営業時間内で体験可能。2月2日13時30分から「木工立体パズル」。1月26日10時から17時まで「デジタルミシン講座」が行われる。いずれも参加費500円。参加には事前申し込みが必要。
営業時間は14時~18時まで。定休日は火曜、木曜、土曜。12月28日から1月5日までは休業。2月29日まで