「ラトローブ・デイ~国際交流バーベキュー~」が11月17日、市ノ池公園(阿弥陀町地徳)で開催される。主催は高砂市国際交流協会(TEL 079-443-9132)。
高砂の姉妹都市であるオーストラリア・ラトローブ市を広く知ってもらう目的で1年に1度開催される同イベント。さまざまな国の人が参加し、バーベキューを囲みながら交流を行うことで互いの国の文化を知る機会になっているという。昨年はフィリピン、インドなど14カ国、およそ300人が参加した。
同協会の片岡さわ子さんは「国際交流協会が出来てすぐに始まったイベントが、形を変えて今まで続いてきた。気軽に参加していただき、外国の方と交流を深めていただけたら」と話す。
口コミでイベントの存在が広まり、市内、市外問わず多くの外国人が参加する同イベント。当日はバーベキューのほか、子どもが参加できるゲームやカラオケのほか、加古川市で活動するチーム「嵐華龍神(らんかりゅうじん)」による、よさこいが披露される。「日本は丁寧で、安全安心、迎え入れてくれるイメージ。皆さんフレンドリーで過ごしやすい」と外国語指導助手のケイトリン・スレイターさんは笑顔を見せる。
同協会の中山千尋さんは「子どもの参加も多く、同じテーブルで食事を囲むことで子ども同士の交流も生まれ、気が付くと同じ年代の子どもたちが遊んでいることもある」と話す。
片岡さんは「今回はテントサイトで行うため、広く落ち着きのある場所となった。天候が良ければゆったりとした空間でさまざまな交流ができる。異なる国のことを知るきっかけになれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は12時~(11時受付開始)。参加費は大人(中学生以上)=2,000円(協会年会費1,000円を含む、会員は年会費不要)、小学生=500円。申込締め切りは11月6日。