高砂市曽根町の名所や旧跡を巡りながら歴史を学ぶ「曽根町まち歩き」が11月10日に開催される。主催は高砂市健康文化部くらしと文化室文化スポーツ課(TEL 079-443-9136)。
同講座は「えーとこ、ぎょーさん!たかさご」の呼び掛けの下、年間を通じて高砂に関する歴史や文化を学ぶ、高砂文化教室「高砂学」活動編の一環で開かれる。市内外の居住を問わず、誰でも参加できる。今回は高砂歴史ガイドクラブの案内の下、菅公ゆかりの地、曽根町を巡る。
会長の唐津哲夫さんは高砂の歴史文化財に魅了され、20年以上にわたりさまざまな調査を行っている。一般的に知られている市内の史跡や文化財の深堀りに飽き足らず、市内の老齢保存樹のゆかりや市内全神社のこま犬一覧表など、独自の観点で調査を行っている。
今回のイベントでは曽根天満宮に始まり、観音堂、旧入江家、日笠山など、曽根町では外せない史跡や名所を巡る。「ガイドクラブ会員ならではのガイドにより、知らなかった曽根町を知ることができる」と唐津さん。
見どころについて、「やっぱり曽根天満宮は外せない。境内にあるものだけでも一日では語り切れないほど歴史を感じられる」と自作の見どころマップを基に話す。マップにはオリジナルイラストで堂、灯籠石碑、逸話のある梅木一つ一つに番号が記してある。「どこも魅力いっぱい。できるだけ多く、私たちが知り得た郷土の歴史を、世代を超えて伝えていけたらと思っている。ウオーキングがてら気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~12時。参加無料。申し込み締め切りは今月7日。