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高砂で防災運動会 防災意識高めるために

救急救命のデモンストレーション

救急救命のデモンストレーション

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 「米田仲よし広場防災運動会」が6月30日、高砂市立米田小学校(高砂市米田町)で開催された。主催は、米田町内の11自治会で組織する「米田仲よし広場」。

防災運動会の様子

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 同団体は、2つの小学校区がある米田町で町全体のイベントがないことから、地域住民の交流を目的に年間を通じてさまざまな活動を行っている。今年で発足10年を迎え、防災意識を高め、地域住民の交流を図ることを目的に防災運動会を企画。

 高砂市連合自治会会長の前田栄一さんは「災害が起きてしまった時には、個人の防災知識も必要だが、集団での対応が必要不可欠になる。そのため、地域住民の交流が大事になる」と話す。

 当日は約250人が参加。救急救命の胸骨圧迫やAEDの使用方法などのデモンストレーションや防災知識を高めるための○×クイズ、自治会ごとに分かれてのバケツリレーなどが行われた。

 参加していた男性は「近年、ゲリラ豪雨や台風がきっかけになる災害のニュースをよく見るようになった。何かあった時に困らないよう、最低限の知識を身に付けるために参加した。自分事として考えることが重要なのだと学んだ」と話す。

 前田さんは「米田町の取り組みを見て、他の地域が防災への意識を持ってもらうきっかけになればうれしい」と笑顔を見せる。

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