「高砂市地元企業合同就職面接&相談会」が6月27日、高砂市勤労者総合福祉センター(高砂市阿弥陀町)で開催される。主催は高砂市とハローワーク加古川。
地元企業を知ってもらい、地元で就職する人を増やすことを目的に開く同会は今回で2回目。市内の企業28社が参加し、求職者に対して面接と相談を行う。求職者は複数企業の面接も受けることができる。
高砂市産業振興課係長の菅原さんは「過去に就職相談会は他部署で行うことはあったが、面接を行うことができなかった。兵庫労働局の働き掛けにより、雇用対策協定を結び、ハローワークと協力することで面接も可能となった」と話す。
昨年は一般求職者と新卒予定者で32人の参加があり、実際に就職に至ったのは4人。企業が求める人材と求職者が望む雇用形態のマッチングが課題だという。昨年は面接会のみだったが、今回は相談会も行う。
菅原さんは「話を聞くだけでも参加する意義はあると思う。実際に就職を考えている方も気軽に参加してほしい。高砂市・加古川市・稲美町・播磨町を対象とした大きな企業説明会などもあるが、高砂市としてこの時期に行う面接会&相談会を定着させ、地元で就職を希望する人がこれからも増え続けるように取り組みたい」と話す。
開催時間は13時30分~16時(受け付けは13時~15時30分)。参加無料。