高砂市高砂町向島町で「第11回親子チャレンジキャンプ」が高砂市青年の家で7月6日・7日に開催される。主催は高砂レクリエーション協会。昨年は台風の影響で中止となり、2年ぶりの開催となる。
同キャンプは「自然と触れ合い、自然の中で遊び、親子や参加者たちとの協力で絆を深め、たくましい児童の成長を願う」をコンセプトに毎年開催されている。参加者は親子に限らず、祖父母と孫での参加も可能。幅広い年齢層が参加し若い世代と年配の交流も生まれている。
キャンプでは、就寝の際には子どもと大人は別々の部屋にすることで、子ども同士、大人同士の交流を深める工夫なども行われている。自然を身近に感じるためのレクリエーションも用意。虫眼鏡で小さな植物や虫を腹ばいになって観察するほか、草花の人工物と自然物を見分けるゲームや一度見た風景を思い出しながら絵を描くなど親子で楽しめる内容となっている。
野外クッキングでは牛乳パックや石を使ってホットドックをどのように温めるかに挑戦する。高砂市レクリエーション協会会長の梶原好博さんは「ホットドックは学校給食で使用されているコッペパンを使い、親子で食材の温めにチャレンジしてもらう。パンを焦がしたり、普段使わない道具の扱いに難しさを実感したりしている参加者もいる」と過去の失敗談を語る。
「どんなことでもルールを学ばせる。自然と触れ合うルールが分かれば危険予知も学べるのでそれが大切。参加者とスタッフ共に成長できる場所ができれば」と梶原さん。
参加費は一人3,000円(当日集金)、申し込みは往復はがきで、締め切りは6月10日。問い合わせは高砂レクリエーション協会(TEL 090-8200-1556)まで。