高砂神社近くの古民家カフェ「路地裏のカフェKOTI(コティ)」(高砂市高砂町)で6月22日・23日。「小劇屋Pin-Q(ピンク)」が芝居舞台「カラオケッター」を上演する。
2010年に加古川で旗揚げした同劇団。所属メンバーは現在8人。舞台芝居を中心に兵庫県内で活動している。劇団代表の八幡泰久さんは高砂町出身。演劇を通じて高砂を盛り上げようと地元カフェでの上演を決めたという。
演目は、大上ちょー子さん脚本・演出の「カラオケッター」。ストーリーは、高砂の町をイメージしたという、過疎化の進む地方都市の商店街を舞台に、騒音クレームをきっかけに出会ったカラオケ喫茶店主と真面目だけが取りえの市役所職員が織りなす笑いと感動の人生劇を描く。
八幡さんは「客席とステージが近いため、役者の表情やエネルギッシュな動きなどを間近で見ることができる。映画などとは違う、演劇のライブ感を楽しんでほしい。演劇と聞くとちょっと敷居が高いかもしれないが、構えず気楽に楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開演時間は、22日=14時と19時30分、23日=11時30分。定員は各回30人。チケットは、一般・前売り=1,500円(当日=1,600円)、学生(共通)=500円。申し込みは小劇屋「Pin-Q」(八幡さん、TEL 090-8989-4926)まで。