「第35回高砂市吹奏楽合同演奏会」が6月23日、高砂市文化会館じょうとんばホール(高砂市高砂町)で開催される。主催は公益財団法人高砂市施設利用振興財団、共催は高砂市吹奏楽連盟。
高砂市の音楽文化の向上と吹奏楽を通じて交流を深め音楽活動の発展を目指し毎年開催し、今年で35回目を迎える。
今年は高砂市内の中学7校、高校3校と高砂市吹奏楽団の約350人が出演。くらしき作陽大学教授でサクソフォン奏者の長瀬敏和さんと同大学准教授でトロンボーン奏者の白濱俊宏さんを迎え、高校生との共演を予定する。
高砂市吹奏楽連盟事務局で松陽中学校吹奏楽部顧問の藤井早苗さんは「生でプロの方の演奏を聴いたり、同じステージに立ったりすることは学生たちにとって素晴らしい経験になる」と話す。同部1年生の小柳歩希さんは「音楽を始めたばかりなのでとても緊張するけど、うまくできるように頑張りたい」と初めての大きなステージへの意気込みを話す。
「生徒たちは地元の人の前で演奏する機会がなかなかないので、ぜひ日頃の練習の成果を保護者の方や地域の皆さんに聴いてもらいたい」と藤井さんは来場を呼び掛ける。
開場時間は10時、開演時間は10時30分。入場無料。