高砂市向島町の高砂海浜公園で毎年開催されている「ナイトファンタジーイリュージョン」が9月28日に開催される。
「今の子どもたちにも高砂で花火を見せ続けたい」との思いから2014(平成26)年に始まり、今年で6回目。今回で3回目となるクラウドファンディングも行い、資金は花火を上げるための費用の一部として活用する。
会場では洋楽のバラード曲やJ-POPの音楽に合わせて、光が放たれ夜空に打ち上がる花火とレーザー光線が織りなす光のイリュージョンを見ることができる。
出資金額は4パターン用意されており、出資した人には当日の入場チケットやタオルなどが届けられる。実行委員会の上田真輔さんは「クラウドファンディングは一つの手法で、これを通じて同イベントを身近に感じてほしい。来場者は年配の方も多く、3世代が並んで花火を楽しむ光景もあり、少しずつ高砂に根付いてきたことを実感している」と話す。
実行委員会の大江達也さんは「花火と音とレーザーを三位一体化させるのは非常に難しい。毎年工夫しながら作っている。いろんな方にこのイベントを知ってもらい、遠方に住む地元出身の方などにも応援してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は16時50分~21時、小雨決行。問い合わせは高砂市観光交流ビューロー(TEL 079-441-8076)まで。出資募集は7月31日まで。