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高砂で米田なかよしフェスティバル 地域住民があいさつや交流できる橋渡しに

会場には多くの地元住民が駆け付けた

会場には多くの地元住民が駆け付けた

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 北部子育て支援センター(高砂市米田町)で10月28日、「第5回米田なかよしフェスティバル」が開催された。主催は、米田町内の11自治会で組織する「米田仲よし広場」。

芝生広場で体を動かしながらステージイベントを楽しむ親子参加者。

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 兵庫県が展開する県民交流広場事業の推進団体として2010年に発足した「米田仲よし広場」は、地域住民の交流機会を増やすことを目的に、年間を通じてさまざまな活動を行っている。

 日頃の活動を集約し発表する機会として年に一度開催している同イベントには当日、地元のサークルや学校、自治会などが参加した。

 晴天に恵まれたこの日は、9時の開始時刻から家族連れなど、多くの地元住民が駆け付け、ステージ発表や小学校児童による絵画作品展示、模擬店やバザーなどを楽しんだ。

 芝生広場で行われたステージイベントでは、子育て支援センターを普段利用している親子らが、音楽に合わせた体遊びなどを披露。2歳と5歳の娘と参加した母親の一人は「娘は今回初めて人前で発表をしたが、張り切ってうれしそうにしていた。こういったイベントがあることを知らなかったが、参加できてよかった」と笑顔を見せていた。

 高砂市連合自治会の前田栄一会長は「地域の住民同士が顔見知りになり、あいさつができるような橋渡しをしていくことがこのイベントの役割。たくさんの協力でこの日が実現したことに感謝している」と話す。

 前田さんは「米田仲よし広場は来年10年を迎える。これまでイベントなどを通じて、多くの方が知り合いになったことがうれしい。『誰でも入って来ていいですよ』と言える場をこれからも作っていきたい」と意欲を見せる。

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