加古川の東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町寺家町)で4月10日、年に一度のジャズの祭典「かこむジャズ・フェスティル2016」が開催される。
2009年に始まった同イベントは今年で8回目。加古川唯一のジャズの祭典として、東播磨を中心に神戸や姫路などで活動するビッグバンドが一堂に集まり、毎年400人以上の観客が来場する。
同フェス実行委員の野口直志さんは「地元で毎年楽しみにしている人が多い」と話す。
今年は、初参加バンドを含めた6組が出演。耳なじみのある歌謡曲など、各バンドの特色を生かした楽曲を披露する。見所は、プログラムの最後に披露する出演バンド有志によるセッション。野口さんは「普段なかなか見ることのできない組み合わせを楽しんでほしい」と話す。
各バンドは、イベント出演を通じて横のつながりも深く、お互いの地元のジャズイベントに出演することも多いという。野口さんは「他の地域では、大規模なイベントに出演することもあるが、このイベントは出演者で協力し合って、ずっと入場無料で開催している」と野口さん。「気軽にジャズに触れる機会にしてもらいたい」と呼び掛ける。
出演は「石川貴資クインテット」、「サタディナイト・ギャング」、「サンデーサウンズ・ジャズ・オーケストラ」、「トゥインクル・ジャズ・オーケストラ」、「ナウ・アンド・ゼン」、「ボントロ・ダディず」の6組。
開催時間は13時~17時。入場無料。