高砂神社(高砂市高砂町)で7月7日~13日、祇園祭(ぎおんまつり)が行われる。
期間中、約6000人が訪れるという同祭。疫病退散・無病息災を祈願して、多くの奉納行事や奉賛会行事が行われる。
同祭は別名「あんどんまつり」とも呼ばれており、過去一番多い時で、地域住民から700灯ほどのあんどんが納められたという。
高砂神社宮司の小松守道さんは「今年のあんどんは、昨年より70灯ほど増えて260灯ほど。これまでは地元の人から募集していたが、今年はあんどんコンテストを行い市外からも募集した。今後は、1000灯を目標に増やしていきたい」と意気込む。
期間中に行われる人気行事の「ちびっ子のど自慢」は、応援する家族や友人の前で36組100人ほどが参加する。
新企画として、境内にある琴平神社で、七夕のササと短冊、風鈴の中をくぐり抜ける「とおりゃんせ」を行う。
ほかにも、地元の人気ジャズバンド「高砂高校ビッグフレンドリージャズオーケストラ」による演奏も行う。
小松さんは「新しいあんどんまつりとして出発する。地域の人たちから新しい企画や参加希望があり、少しずつにぎわいを取り戻している。風情を感じてもらいたいので、ぜひ浴衣でお参りがてら来てほしい」と呼び掛ける。