高砂市文化会館じょうとんばホール(高砂市高砂町)で6月17日、高砂市吹奏楽連盟所属による「第34回高砂市吹奏楽合同演奏会」が開催される。主催は公益財団法人高砂市施設利用振興財団。
藤井さん(左)とポスターを手にする松陽中学校吹奏楽部の山本さん(中)と岡本さん(右)
毎年6月ごろに開催され今回で34回目を迎える同演奏会は、高砂市内の中高吹奏楽部やジャズバンド部10校と高砂市吹奏楽団が出演する。
同演奏会は、毎年7月に行われる吹奏楽コンクールに向けた貴重な実践の場にもなっており、各校は持ち時間約25分の中で、同コンクールで発表する曲も組み込み3~4曲を演奏する。1年生にとっては最初の大きな舞台となることから、顧問や先輩からの指導と練習の成果を発揮することが期待されているという。
今回は、特別出演として大阪音楽大学特任准教授でサクソフォン奏者の飯守伸二さんと大阪交響楽団でトランペット奏者の松田貴之さんを迎え、出演校がバックで演奏し会場を盛り上げる。
同吹奏楽団事務局(松陽中学校吹奏楽部顧問)の藤井早苗さんは「同演奏会で吹奏楽の活性化と発表の機会をつくりたい。特別出演されるプロの演奏を出演者が聴いて刺激を受けてくれれば」と話す。
9時30分開場、10時開演。入場無料。問い合わせは公益財団法人高砂市施設利用振興財団(TEL 079-446-8096)まで。