高砂の古民家カフェ「まどいせん」(高砂市高砂町、TEL 070-5654-2987)で5月24日、売り場作りについて学ぶ「ディスプレーワーク講座」が開かれる。
同講座はビジュアルマーチャンダイザーの内海佳代子さんが講師を務め、商品の陳列や商品イメージと連動した視覚効果を追求する売り場作りを指導する。講座は今年2月に姫路で初めて開き、今回が2回目。
内海さんは、百貨店や大型スーパーマーケットなどの商品展示に20年以上携わってきた経験を持ち、同店店主の山本陽子さんと知り合ったことがきっかけで同店オープン時に雑貨の売り場作りを手伝った。山本さんや客からの評判もよく、それ以降、個人店の売り場作りの仕事も行うようになった。
山本さんは「お客さんに雑貨コーナーの展示を『おしゃれですね』とよく褒めてもらえる。高砂で店をしている人も商品のディスプレーに感心があると思う」と話す。
内海さんは「ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)は個人店でも役立つはず。人と商品がつながっていく意識が広がっていけばいい」と話し、「講座がVMDを知ってもらうきっかけになれば」とも。
講座は、商品が生きるディスプレーのコツを伝える座学と受講生が展示しアドバイスを受ける実技から成る。内海さんは「視覚効果を狙うようにアドバイスしたい。すぐにできなくてもポイントを押さえて意識をしていってもらえたら」と受講を呼び掛ける。
開催時間は、座学=10時~11時30分、実技=12時30分~14時30分。受講料は各3,000円、両講座受講の場合は5,000円。定員は7人程度。申し込みは同店まで。