吉本新喜劇など舞台やテレビで活躍する高砂市出身の吉田裕さんが3月16日、まちをアピールする「高砂応援大使」に就任し、同市役所で委託式が行われた。
吉田さんは高校卒業まで同市内で暮らし、今でも地元の秋祭りには毎年参加しているという。委託式で、吉田さんは「吉本新喜劇に入ったのが12年前。乳首ドリルでようやく公式に認められてうれしい」と話し、地元の地名や友人の名前を交えながらユーモアたっぷりのあいさつを行った。
高砂観ビューロー理事長の西中亮二さんは「応援大使として高砂の良いところを発信してほしい」と話し、委託状や名刺、記念品を吉田さんに手渡した。
高砂市の魅力を「海にも山にも近いところ。ぜひ遊びに来てほしい。こんなに温かい街は他にない」 と真剣に話す一方、自身のギャグ「乳首ドリル」については、「毎年、秋祭りでまわしを着けて参加するうちに裸に抵抗がなくなった。高砂のおかげかも」と会場の笑いを誘った。
同大使には、これまでに市のマスコットキャラクター「ぼっくりん」と元プロ野球選手の金村義明さんが就任している。