高砂の古民家カフェ「まどいせん」(高砂市高砂町、TEL070-5654-2987)が11月、ぜんざいの提供を始めた。
店名 の「まどいせん」には、みんなで集まり、輪になってだんらんを楽しんでほしいという思いを込めた。店主の山本陽子さんは「11月に入り気温が下がってきたため、ぜんざいの提供を始めた。自家製の餡(あん)は3時間以上かけて作っている」と話す。箸休めには、塩気だけでなくさっぱり感も加えたかったことから酢の物を用意。器も一つ一つ絵柄の異なる大正時代のアンティークな漆塗りの椀(わん)を使っている。
山本さんは「おばあちゃんが作るぜんざいは小豆たっぷりで、焼き餅2つと栗が入っており、見た目のボリュームによく驚かれる」と笑顔を見せる。寒い時期も快適にくつろいでもらうために、テーブル2卓をこたつにしたことも評判を呼んでいるという。山本さんは「来てくれた方が誰かを連れて行きたくなるような店にしていきたい」と意気込む。
営業時は11時~16時。水曜・木曜・金曜定休。