高砂市文化保健センターぼっくりんホール(高砂市高砂町)で9月24日、「民謡大会」が開催される。主催は「高砂市民謡連合会」。
高砂市文化祭り事業の一環。市内で活動する民謡グループ5団体が日ごろの成果発表と民謡文化の普及を目的に毎年行っており、今年で40回目を迎える。
高砂市民謡連合会会長の三井隆司さんは「民謡は地域に根付いた伝統的歌唱曲の総称で、日本では祝いや情緒を歌った曲が多い。もともとは歌だけだったものに、三味線、尺八、太鼓、鐘などの和楽器が加えられた。節回しが微妙に変化するなど地域ごとにさまざまな曲がある」と話す。
当日は兵庫県の民謡「播州祇園囃」の合唱も行う。三井さんは「民謡が好きな方だけでなく、あまり知らない方にもご来場いただき、地元の文化に親しんでもらうきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。