JR宝殿駅北側エリアで8月26日、「宝殿ゆかたde夏まつり」が初めて開催される。地元の商店主らから成る「宝殿ぷろじぇくと」と高砂商工会議所が主催。過去には宝殿駅北商店会が夏まつりを開いていたが10年前に活動を休止しており、再び地域を盛り上げようと駅前の商店主らが発案した。
イベントには飲食店や生花店、薬局、美容室など24店が参加。各店自慢の一品やサービスを100円または500円のワンコインで提供する。参加店の中には、長く地域住民に愛され1年前に惜しまれながら閉店した飲食店「屯珍館(とんちんかん)」が一夜限りで復活し、懐かしの「ごっぽうおでん」を提供する。浴衣を着た来場者先着50人には対象店で当日から使える500円券を進呈。
宝殿駅北公園には「お楽しみステージ」を設け模擬店が並ぶほか、クイズ大会やビンゴゲーム、高砂市のマスコットキャラクター「ぼっくりん」と一緒に踊る企画も用意。地元住民で結成されたユニット「宝ぷろガール」も浴衣姿で登場する。
宝殿ぷろじぇくと代表の高橋圭介さんは「イベントを通して地域の中で知り合いが増えて結束していければ。店を訪れた際には店員との会話も楽しんでほしい」と話す。
開催時間は11時~。