高砂市保健センター(高砂市朝日町1)内に7月3日、「子育て世代包括支援センター」が開設された。
子育て世代の身近な相談窓口として設置された同センター。妊娠から就学までの子育てを保健師や助産師などの専門職を持つスタッフがサポートする。
同施設を運営する高砂市健康文化部の中安正人さんは「これまでも保健センターとして大人や乳幼児などの検診を行ってきた。専門センターができたことで母子事業をより充実できれば」と話す。
「開設1年目の今年は、初妊婦を中心に面談を行うなどのサポートを行っていきたい。まだまだ支援センターの存在を知らない方も多いので情報を発信していければ」と話すのは同部の岩本恵子さん。
7月からは「プレママサロン」と題した交流会を開き、妊婦同士の仲間作りができる機会を提供するという。
岩本さんは「初めての妊娠で不安や悩みがある方もいると思う。いろんな方と出会って『私だけじゃない』と感じてもらえたら。これからも顔の見える関係を作っていきたい」と笑顔を見せる。