加古川市内で活動を行う任意団体「ミラかこ」が11月5日、地域住民らから日々の困り事を募集する「お困りごと連絡網」を同団体ホームページ内に開設した。
同団体は、未来の加古川を創ることを目的に、播磨国造社の藤井淳さん、エリンサーブの増田真人さん、マッスルクリエイターの水田伸一さんの3人が共同で2020年8月に設立。3人はそれぞれ社会起業家として仕事を通して社会課題の解決を行っていくため、提案・相談・発信の3つを軸に活動を行っている。
困り事の内容として例えば「家の水道が詰まってしまったがどこに連絡したらいいか分からない」「コロナ禍においてオンラインが苦手な高齢者がどのように集まったらいいのか」など。寄せられた困り事には、代表3人の人脈を使って解決手段の提案や窓口を紹介していく。
藤井さんは「自分が困っていると感じたら、どんなことでも書き込んでほしい。困り事に気付くということから、社会課題に関心を持つ一歩になったら」と話す。
水田さんは「まずは皆さんがどんなことに困っているのかを教えてほしい。活動を継続するためにも、最終的には経済的に自立した団体を目指していく」と意気込みを語る。
来年1月30日には、講師を招いて行う勉強会「ミラかこサロン」をエリンサーブ加古川オフィスで開催予定。問い合わせは増田さん(TEL 080-1527-4009)まで。