加古川の東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町)で10月10日、障がい者と健常者が参加するバリアフリー市民喜劇「加古川ファンタジー」の説明会と体験会が開催される。主催はNPO法人「知的障がいを持つ人の余暇活動をサポートする会」。
毎年5月に参加者を募集して10月に発表会を開いている「加古川ファンタジー」は今年、新型コロナウイルス感染症の影響で10月に募集を始める。講師、脚本家、演出家が参加者の能力、特技などを見て指導。演技、せりふを読む練習など9回の稽古を経て、来年3月に発表会を予定する。
同会の西川正人さんは「日頃は障がい者の余暇活動の支援をしている。5年前から文化活動として誰でも参加できるアドリブ満載の喜劇を目指してこの会を作った。どなたでも参加できるので、たくさんの人たちに喜劇を楽しんでもらいたい」と参加を呼び掛ける。
開催は10月10日の10時~11時30分ごろ。当日参加も可能。稽古の参加費は1回当たり1,000円。