加古川の写真店「ちいさな写真屋さん」の増田真人さんと甲冑(かっちゅう)製作を手掛ける「武楽衆(むらくしゅう)」藤井淳さんが現在、加古川のコミュニティースペース「びぃぷらす加古川」(加古川市加古川町、TEL 079-426-1442)で写真展「今年の年賀状のネタはこれで決まり!!びぃぷらす城で戦国体験」を開催している。
加古川の歴史を知ってもらいたいという思いから「戦国時代」をテーマに企画した。展示は加古川城主の糟谷武則や、鶴林寺三重塔の前に立つ真田信繁など、モデルがよろいかぶとをまとった写真10点。藤井さんが製作した真田昌幸、真田信繁、神吉頼定の甲冑3領を展示している。
体験コーナーでは子ども用のかぶとや烏帽子(えぼし)、陣羽織、小物などが用意され、誰でも着用することができる。SNSにアップすると着用体験が無料になる。
7月11日・12日の午前中は、事前に予約すれば年賀状用に甲冑を着て写真撮影できる。増田さんは「街の写真スタジオで七五三などの記念撮影はやっているが、甲冑撮影はしていないのでは」と話す。
藤井さんは「甲冑を着る途中の姿や着方も面白いので、体験してもらいたい」。増田さんは「加古川の人が胸を張って地元を自慢のできる街にしたい。加古川の歴史をこのイベントを通じて体験し、少しでも知ってもらえたら」と話す。
開催期間は10時~18時(土曜、日曜は17時まで、7月12日は13時まで、13日は14時~17時)。木曜定休。甲冑撮影サービスの予約は「ちいさな写真屋さん」(TEL 080-1527-4009、10時~17時)まで。7月13日まで。