気温が高くなる一方で新型コロナウイルス感染対策としてマスク着用が続く中、加古川市消防本部が6月から、ホームページなどで熱中症への注意を呼び掛けている。
新しい生活様式での熱中症対策としての注意点として、屋外で人と人との距離が2メートル以上取れる場合は、マスクを外してもよいとしつつ、屋内施設では集団感染のリスクがあることから、可能な範囲でなるべくマスクを着用した方がよいと呼び掛ける。冷房中でも換気する必要があり、30分に1回数分程度が目安。換気することで室温が上昇するため、熱中症予防のためエアコンの温度設定をこまめに調整することも必要だという。
加古川市消防本部の濱田真さんによると「最も大切なことは水分補給。マスクをすると口の中が湿り、喉の渇きを感じにくくなる。気が付いたら熱中症になっているという可能性もあり、喉が渇いていなくてもこまめに水分を取るようにしてほしい」と注意喚起する。
加古川市消防本部のホームページでは熱中症対策や応急手当てなどについて紹介している。