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加古川市がゴムひも無料配布へ 地元メーカーが協力、ハンカチマスク作りの材料に

(右から)ハンカチマスク作りをPRする田内さんと高田さん

(右から)ハンカチマスク作りをPRする田内さんと高田さん

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 加古川市が3月19日、市民を対象にハンカチマスクの材料として使える靴下用ゴムひもの無料配布を始めた。

手作りハンカチマスク

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 同市産業振興課の高田かおりさんは「新型コロナウイルス感染拡大防止のため市民に役立ててもらおうと、地場産業の靴下を製造する企業に相談したところ快く受けていただいた」と話す。

 同課の田内誠人さんは「靴下のゴムは柔らかく伸縮性もあり耳にかけても痛くない。初めは1万本を提供していただいたが、問い合わせが多く寄せられたため1万5000本を追加した」と話す。

 ハンカチマスクは子どもから大人まで気軽に作れて、洗って何度でも使えるため、市民からは「マスクの材料も手に入りにくいのでとても助かった」との声が寄せられているという。高田さんは「提供していただいた靴下用ゴムひもが無くなっても、例えば使わなくなったストッキングなど代用できそうな物はないか現在職員でアイデアを出し合い検討している」と話す。

 配布場所は、加古川ヤマトヤシキ1階にある「かこがわ工房Kips(キップス)」(加古川市加古川町)。配布時間は10時~19時。第1・3火曜日定休。準備数無くなり次第終了。

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