加古川の東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町)で2月23日、発達障がいについての正しい知識を身に付けてもらおうと講演会が開かれる。
同講演会は、大人の発達障がいを考える会「はりまADDM」が東播磨地域ビジョン委員会の協力を受けて開催する。はりまADDMは2018(平成30)年設立の市民団体。家族や支援者同市が悩みを話し合える場として活動を続けている。
講演会は3部構成で、1部ははりまADDM代表で「笑楽(しょうらく)」として活動する福田鉄男さんが、発達障がいについて趣味の落語などを用いて分かりやすく説明する。2部では兵庫県出身で自身も発達障がいを抱えるシンガー・ソングライターyu-kaさんが応援ソングを披露。このほど完成したはりまADDMの活動応援ソング「ひとりで悩まないで」も発表する。3部では「当事者会の進む道」をテーマに、笑楽さんとyu-kaさんがトークセッションを行う。
はりまADDM代表の福田さんは「発達障がいの症状はさまざまで、間違った知識を持っている人もいる。たくさんの人に参加してもらって考えるきっかけにしてもらいたい」と来場を呼び掛ける。
13時受付、13時30分開演。入場無料。問い合わせ先はNPO法人ベンチマークぷらす(TEL 0794-60-2766)。