12月1日、加古川市総合福祉会館で開かれた「かこがわ市民活動ふれあい広場」の会場で、加古川のご当地鍋「恵幸川鍋(えこがわなべ)」の鍋開きが行われた。
恵幸川鍋は、同市職員の自主研究グループ「エコがわさん」が2012年に考案。同市にある酒蔵「岡田本家」の酒かすと、「高松清太夫老舗」のみそ、地元の旬の野菜をふんだんに使った鍋。今年1月に行われた「ニッポン全国鍋グランプリ」では4位に輝いている。市内を中心に現在、7店舗の飲食店で鍋が提供されている。
当日は、岡田本家の岡田洋一さんと鍋を提供する飲食店主らが鏡開きを行い、たるの中からは恵幸鍋が表れるサプライズで会場を沸かせた。恵幸川鍋のテーマソングを作詞・作曲したシンガー・ソングライター播州一さんも登場し、演奏とダンスで会場を盛り上げた。鍋の販売も行い、約100食が完売した。
エコがわさん代表の藤本雅彦さんは「鍋の季節といえば、やはり加古川名物の恵幸川鍋。ぜひ家庭で作って、みんなで温もって、健康になってください」とアピールする。