加古川・姫路を中心にラーメン店を展開する「八角」社長の大西慎也さんが今年10月、2冊目の著書「諦めそうになった時に読む本」を出版した。
加古川のラーメン店経営者が「諦めそうになった時に読む本」出版
従業員らとの会話や他業種の経営者と情報交換する中で、「夢を持たずすぐに挫折する若者が多く、時代の閉塞感の中で苦しんでいる人がいることを知った」ことが出版のきっかけ。
大西さんは19歳で屋台のラーメン店を開業。書籍では20歳で親が営む会社の連帯保証人となり、借金を背負いながらラーメン店を営んだ25年を振り返る。会社の経営で「従業員やお客さんの笑顔が絶えない店づくり」を大切にし、客や従業員の意見に耳を傾け柔軟に取り入れる姿勢は、苦労を重ねた経験があるからだという。
大西さんは「自分の経験や体験をもとに、この時代を生き抜くための考え方、気持ちの持ち方を多くの人に理解してもらい、夢を持ち続けて生き抜いてほしい」と話す。
価格は1,400円。