加古川で飲食店の店主ら有志が街を盛り上げようと、ハロウィーンイベントを10月31日に開催する。
東加古川駅周辺は大学や商店への通勤・通学の来街者が市内では比較的多い地区として地元では知られており、駅かいわいは商店が軒を連ねる商店街で形成された商業集積地域。数十年前まで、買い物客でにぎわい、夏になると駅南の商店街で夏祭りが開催されるなど、多くの地元住民が集まっていたが、今では地区内が一体となる機会が少なくなっているという。
「あの時のような東加古川駅かいわいの元気をとり戻そう」と、地元で育った若手店主らが中心となり、2年前から人を集めるきっかけ作りとしてハロウィーンイベントを企画・開催。3店舗でスタートし、趣旨に賛同する飲食店の協力が年々増え、今年は居酒屋やバーなど19店舗が参加する。
「街バル」形式で、参加各店が仮装して訪れた客に一品サービスや割引などの特典を用意する。
主催者の一人、橘田将吾さんは「昔のように東加古川駅周辺の活気が戻り、楽しい街になれば」と話す。
開催時間は18時~。参加無料。