加古川に4月5日、豚骨ラーメン専門店「弦流(げんりゅう)」(加古川市加古川町北在家)がオープンした。
店舗面積は13坪。席数はカウンター席14席。オープンに当たり、店主の高松弦さんは福岡県福岡市博多区で2年半修業して好みのスープを研究し、現在の濃厚豚骨スープにたどり着いたという。
「誰でも飲みやすいクリーミーなスープが特長。豚骨が嫌いな人でも食べられるよう工夫した」と高松さん。
オープン初日は開店前から行列ができ、用意した250食のラーメンが完売した。加古川での出店について、高松さんは「やっぱり地元が好きだから」と笑顔を見せる。「オープンの告知にはフェイスブックを使ったが、ここまで人が来てくれるとは思わなかった。地元の友人が多く駆け付けてくれた」とも。
店名の名付け親はスタッフの松尾亮太さん。博多の修業時代に高松さんと出会い、オープンをきっかけに加古川に移住したという。「『弦さん』流のラーメンを加古川でも食べてもらえたら」と話す。博多から移住した高松さんの妻の沙和さんは、店内にある龍(りゅう)の絵を担当したという。
「優柔不断な性格だからスタッフみんなの力を借りている」と高松さん。兄弟や地元の友達と共に店を切り盛りしているという。
今後は「おいしいと言われるラーメンでお客さまに喜んでもらいたい。仲間と一緒に加古川を盛り上げていけたら」と意気込む。
メニューは、濃厚豚骨弦流ラーメン(680円)、あっさり博多豚骨ラーメン(680円)など。ラーメンにミニチャーハンまたはチャーシュー丼が付くセットメニュー(980円)も用意する。トッピングは、煮玉子(100円)、豚トロ(200円)など。
営業時間は11時~23時30分。