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加古川にバーとコーヒー焙煎所 地元の30代男性4人組が出店

完成した店舗と「079 build」のメンバー

完成した店舗と「079 build」のメンバー

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 加古川の寺家町商店街近くのビルに2月18日、グリルとバーの店「Dadible(デディブル)」、コーヒー焙煎所「MYROOMCOFFEE」が同時オープンした。

チーム「079build」のメンバー

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 30代の地元男性4人組でつくる「079build」が運営する両店。メンバーの一人、DJの岩本卓也さんによると、これまで同団体が主催した「音楽フェス」や「野外イベント」などで出店してきた店の実店舗という。

 昨年8月から始まったビルの改装に合わせ、約6カ月かけて両店舗の開店にこぎ着けた。

 岩本さんは「加古川で遊ぶ人が少ない。場所さえ作れば神戸や大阪に出掛けていかなくても楽しむことができる」と話す。加古川市の市外局番「079」をチーム名に付けたのは、何もないと言われることの多い加古川を盛り上げたいとの思いからという。

 「THE PLACE OF RELIFE」「WITH YOUR GOOD TIME」をコンセプトに掲げ、手作りした店内は、ニューヨークをイメージした雰囲気に仕上げた。メンバーの鷲津学さんは「初めての店作りだったが、イメージ以上の空間を作ることができた。これから憩いの場所にしていけたら」と話す。

 2月18日のグランドオープンに先駆け、12日~16日は関係者を中心にしたプレオープンを行い、地元の知り合いやこれまでのイベントで出会った人など、幅広い年齢層が訪れた。「今後どう変わっていくのか楽しみにしている」との期待の声が聞かれたという。

 「現在、2階のテラス部分を使った新しい試みを考えている。夏ごろには開始できたら」と岩本さん。「まだまだ完成途中の空間なので、これから楽しみながら作っていきたい。このビルを使っていろいろな表現をしていけたら」とも。

 メンバーの荘中大輔さんは「あそこに行けば何かあると思わせる、ドキドキ感のある店にしたい」。足を運ぶたびに変わっていく店にしたい」と笑顔を見せる。

 メニューは、「Dedible」=酒とつまみ。「MYROOMCOFFEE」=自家焙煎コーヒー、手作り菓子のほか、豆の販売も行う。

 営業時間は、「Dedible」=18時~。日曜定休。「MYROOMCOFFEE」=10時~18時。水曜・木曜定休。

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