プレスリリース

明石市立文化博物館 企画展「村上 翔雲展-現代の書道の姿-」開催中!

リリース発行企業:株式会社小学館集英社プロダクション

情報提供:


村上翔雲書「序『原爆詩集』より(峠三吉)」



現代の書道とはどのような姿をしているのでしょうか。
古典の学びを大切にしながらも、現代の書道の在り方、<現代詩書>を問い続けた村上翔雲。書家近藤摂南の教えのもと古典書道を学ぶうち、次第に現代の人に理解されるような題材を、現代の人が読める文字と書体で表現した書こそが現代書の在り方、<現代詩書>であるとの考えに至ります。翔雲の追求した<現代詩書>の世界を、約70点の作品とともに紹介します。
本展のみどころ
1.現代の書を追求する
古典を重視する書道は、美術や文学と比べると遅れているのではないかとの危機感から、翔雲は現代の書道の在り方を模索します。同年代の俳人、詩人と組み、その作品を題材に書を制作します。今の人の言葉を今の人が読めるように書いた書、これこそが現代の書の在り方、<現代詩書>であると考えました。

2.「死に様」を見習う
芸術を追求した先人たちの生涯<死に様>を見習うべきとの考えるようになります。松尾芭蕉や種田山頭火といった先人たちの生涯を見つめ、彼らの作品のなかから現代的視点に耐えうるものを探し当て、題材としていきます。

3.書を通してつながる
現代詩書を普及するため、昭和46年(1971)に創設された名筆研究会において、翔雲は後進の育成に尽力したほか、子どもならではの自由な詩とその書を作品とした展覧会を開催するなどして、現代における書の振興に努めました。
展覧会概要
1 名  称 企画展 『村上翔雲展―現代の書道の姿―』

2 会  期 2025年(令和7年)1月4日(土)~1月26日(日)
        ※月曜休館(但し1月13日は開館)
3 開館時間 9時30分~17時30分(入館は17時まで)
4 会  場 明石市立文化博物館 ギャラリー(2階)
        明石市上ノ丸2丁目13番1号 電話:078-918-5400
        【交通案内】JR・山陽電鉄「明石」駅より北へ徒歩5分
5 主 催 者 明石市、明石市立文化博物館
6 協  力 名筆研究会
7 観 覧 料 大人200円、大高生150円、中学生以下無料
        ※20名以上の団体は2割引。
※65歳以上の方は半額。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・ミラ
イロID手帳提示の方と介護者1名は半額。
※シニアいきいきパスポート提示で無料。 
8 主な展示資料
    書作品等 約70点
    書籍(詩集、展覧会図録等)
         作家遺品(手紙、自筆遺稿、筆、硯等)
9 関連事業 ※観覧券が必要です。
1. 展示解説【申込み不要】   
日 時:令和7年1月19日(日)13:30~
講 師:六車 明峰(名筆研究会)
場 所:当館2階ギャラリー


2. ギャラリートーク【申込み不要】
日 時:令和7年1月18日(土)10:30~、13:30~
講 師:当館学芸員
場 所:当館2階ギャラリー

3. 銅板をつかって拓本をとろう、特殊な筆で描き初めをしよう【申込み不要・随時受付】
日 時:令和7年1月12日(日)13:00~15:00
講 師:当館学芸員
場 所:当館2階大会議室

【申込方法】
*各イベントでは、手話通訳者の派遣が可能です。希望の方は各イベント開催の2週間前までに電話もしくは当館HPの問合せフォームよりご連絡ください。
広報用画像

村上翔雲書「序『原爆詩集』より(峠三吉)」


村上翔雲書「夕さくら瀬音たかまりきて冴ゆる(伊丹三樹彦)」


村上翔雲書「烈風の水仙にさす陽のひかり(石井峰夫)」


村上翔雲書「雨の日は雨を聴く(種田山頭火)」

お問い合わせ
明石市立文化博物館 
〒673-0846 兵庫県明石市上ノ丸2丁目13番1号
TEL:078-918-5400 FAX:078-918-5409 
https://www.akashibunpaku.com/

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