加古川でデイサービスを運営する「結(ゆい)えん加古川神吉倶楽部」(加古川市東神吉町、TEL 080-5360-1026)が12月10日、全世代を対象とした介護予防のための「フィットネスクラブ結えん」を開設した。
機能訓練のリハビリに特化したデイサービスを手掛ける同施設は、運動不足が原因とされる老化を予防するために不活動筋を活性化させて、低負荷で疲労感が残りにくいリハビリのサービスを提供するという。施設内には立ち座りの動作が楽になる「レッグプレス」、腕が上がりやすくなる「チェストプレス」、歩行が楽になる「ヒップアブダクション」など、計6台の専用マシンを設置。機能訓練指導員とリハビリトレーナーが、利用者に合わせた個別機能訓練、整理体操などリハビリメニューに取り組んでいる。
同施設ではデイサービスと同様に6種類の専用マシンを用意。地元住民らにリハビリ施設の存在を周知し体験してもらうことも目的としている。
代表の池本和久さんは「自分が交通事故で4年間のリハビリ生活を経験して、たくさんの人たちに支えられて日常生活を取り戻せた。この経験を無駄にせず、困っている人たちの力になりたい。地元の人たちの健康を守りたいと思ったことがデイサービスを開設したきっかけ。運動は心身ともに鍛えられるので、年齢で諦めずに体験してほしい」と話す。
営業時間は、月曜~金曜=18時~20時、土曜=10時~12時。水曜は女性のみのレディースデイ、土曜は高齢者向けのシニアデイ。定員15人の完全予約制で参加費は1回500円。