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加古川・ひだまり会館の「ひだまり喫茶」が8周年

「ひだまり喫茶」スタッフのメンバー

「ひだまり喫茶」スタッフのメンバー

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 加古川市本町2丁目の公会堂「ひだまり会館」(加古川市加古川町)で毎月第2土曜日に開催されている「ひだまり喫茶」が11月で9年目を迎える。主催は加古川町本町2丁目町内会。

「ひだまり喫茶」で七夕飾りを作成

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 同喫茶では毎回20人~40人が集まり交流を深めている。参加費は100円。毎月会館内には季節の花が飾られ、そのシーズンに合った催しが用意されている。5月にはこいのぼり、7月には七夕飾りを用意。作った物を持って帰ることができるるほか、めだかすくい、スーパーボールすくい、お絵かきなど、世代を超えて交流出来るよう工夫を施す。

 同会館は2010年10月竣工。世代間交流の目的で同年11月、竣工時町内会長を務めていた渡邊五郎さんと4人のボランティアによって「ひだまり喫茶」がオープン。参加者は町内会の会員だが誰が参加しても歓迎している。

 当初は平日に開催されていたが、参加者にアンケートを採ったところ「土日に開催した方が働いている人も参加しやすいのでは」との意見があり、現在は第2土曜日に開催。

 「個人の家にはわざわざ行けないが、サロンで会えばどなたとでも話ができる。いつも来ている人が来ないと気になる」とスタッフの藤原さん。サロンが地域の見守りネットワークを築いている。

スタッフの冨樫さんは「声を掛けてもらってボランティア活動を始めた。毎回楽しく活動している」と話す。活動している人が楽しんでいるのも長続きしている理由。

 「この会館ができる以前から年齢に関係なく町内の住民が交流できる場があればとの思いから『ひだまり喫茶』をオープンした。町内の公園で世代間交流の運動会も毎年開催され、今年で36回目を迎える」と現町内会長の高場徳就さん。

 長年民生児童委員を務めたスタッフの糟谷さんは「初めてサロンに誘って参加した人が『楽しかった、今度は運動会も見に行くからね』と喜んでもらってうれしい」とほほ笑む。

 「今は小さい子どもの参加が多いが今後は小学生でも楽しめる行事も計画したい。いろいろな年齢層の住民が交流できる場になり、将来、地域交流を支える子どもたちも育てたい」と渡邊さんは意気込む。

 次回は10月13日。播州織の巨大なマスの上にお手玉(おじゃみ)を投げて点数を競う「おじゃビンゴゲーム」を予定。

 開催は毎月第2土曜の10時~12時。参加費100円。予約不要。問い合わせは渡邊さん(TEL 080-5701-6609)まで。

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