加古川の料理教室「alala cooking club」が9月1日、「クリエイトスペース マイスタ加古川」(加古川町寺家町)内に移転オープンした。
同教室を運営する料理家の橋元知里さんは「食事はコミュニケーションをつなぐ大事なもの。笑顔をたくさんつくる活動の原点」と話す。「生まれ育った加古川で料理教室に来る方の笑顔につなげていきたい」との思いから、14年前に同市加古川町木村のコミュニティースペースで料理教室を開始した。その後、駅前マンションへ移転したが「もっと広いコミュニティースペースで、いろんな人が気軽に立ち寄ってもらえたら」と2回目の移転を決意した。
同教室では、「お弁当講座」や「30分で晩ごはん作り」などの料理レッスンのほかに、パン作りやケーキ作りレッスンがある。「1回の受講の後、自分でたくさんのレパートリーを作れるよう伝えている。パンも手ごねで作るので新しく、機械を買わなくても、自宅でおいしく安全な焼きたてパンを楽しめる」と橋元さん。
加古川以外にも、淡路や海外からの一時帰国でレッスンを受ける生徒もいるという同教室。橋元さんは「生徒からすぐできるようになるので『魔法みたい』と言われることがあるが、自分も昔は料理ができなかった。料理家になり、できるようになる『ポイント』があることを発見した。料理ができない自分だからこそ、できることがある。少ない時間で要領よくできるよう、そのポイントをレッスンで伝えていきたい」と笑顔で語る。
「手ごねパンレッスン」(3,800円から)、「簡単料理レッスン」、「スイーツレッスン」は材料により変動する。申し込みはメール、インスタグラム、フェイスブックで受け付ける。