加古川の寺家町商店街にあるコミュニティースペース「びぃぷらす」(加古川市加古川町、TEL 079-426-1442)で5月13日、ハーバリウムの手作り体験会が開かれる。
ハーバリウムは「植物標本」を指す。ガラス瓶にブリザーブドフラワーやドライフラワーを詰めて専用のオイルに浸すことで、みずみずしい状態で手入れが必要なく、室内でも長く花を楽しむことのできるインテリア雑貨。
講師の中畑真麻さんは、加古川出身で現在は明石在住のハーバリウム教室「KAUHOLA(カウホラ)」で活動。花の栽培が趣味という中畑さんは「花に携わる職業に就きたいと思った時にハーバリウムと出合った」と話す。育児をしながらでも資格を取得することを知り、資格取得後の現在は、主に明石近郊のイベントへの出店や出張講師として活動してきた。
「加古川のケーブルテレビでハーバリウムを紹介したことをきっかけに、ハーバリウム体験会を定期的に開催しようと今後の活動の場を加古川にも広げた」と中畑さんは話す。定期的な体験会以外にハーバリウムの資格取得講座の講習も開催する。
教室の名前の由来について「『KAUHOLA(カウホラ)』とはハワイ語で『蕾が開く』という意味。蕾の状態からスタートして、お花が好きな方とハーバリウムを楽しみながら、蕾が開くように『KAUHOLA(カウホラ)』も大きくなっていけたらという思いが込められている」と話す。
今回で3回目となる体験会。「当日は、自ら栽培した『ビオラ』を使用するので季節を感じてもらいたい。当日は母の日ということもあり、ボトルの中に入れる種類も花以外に女性が好むパールやリボンも使用する。花言葉の意味を知りながら花を選び、プレゼントするお母さんのことを思い浮かべながら母の日のギフトにしていただけたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~11時30分。事前予約が必要。参加費は3,780円。ロングボトル1本とミニボトル1本の計2本作成。時間内であれば、ボトル追加も可能。