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加古川の猫カフェが1周年 作家の作品販売も

店長の柿坪さん

店長の柿坪さん

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 加古川の「猫カフェnya-go」(加古川市東神吉町、TEL 080-5352-0331)が11月3日、1周年を迎えた。

店内に展示される作家作品

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 同店はカフェスペース約6坪にテーブル席6席、カウンター席4席。猫と遊ぶスペース「猫部屋」はガラスドアで仕切られた約6坪のスペースを用意する。

 カフェメニューは「ホットコーヒー」「紅茶」(以上500円)、「りんごジュース」(400円)などで、デザートもセットで提供する。「猫部屋」は12匹の猫と遊べ、何時間滞在しても1,000円で、同時にドリンクを注文するとドリンク代が半額となる。

店主の柿坪邦江さんは「こんなにお客さんが来てくれるとは思わなかった。作家、セラピスト、占い師など個性的な人も多く集まってきて、店でつながりが広がった」と振り返る。「元々猫好きだったが、猫の殺処分の現状を知って一匹でも保護しようと猫カフェを開いた。将来保護施設を作ることができれば」とも。

 店舗は自宅に併設しており、夫で工務店経営の秀卓さんが設計施工した。邦江さんが持っていた店舗イメージを具体化したという秀卓さんは「お前はいっつも言うだけや」と笑顔を見せる。

 主婦の来店客は「ここに来たら誰かいる。いろんな人がいて視野が広がる。猫も好きだが邦江さんに会いに来る人も多いのでは」と話す。

 「人との会話を楽しみに来る人も多い。自分が話すのが好きで、人と人をつなぐ場所が欲しかった」と柿坪さん。「来店客も積極的に関わってくれる。作家の作品も店内で展示と販売もしている」とも。作家の作品として、羊毛フェルト、サンキャッチャー、イラスト、靴下で作った猫、アクセサリーなどの、主に猫をテーマにした作品を店内に並べる。

 柿坪さんは「自分も楽しみながら店をしている。ぜひ気軽に遊びに来てもらえたら」と話す。

営業時間は、平日=10時30分~17時30分、土曜・日曜・祝日=11時~18時。月曜・火曜定休

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