加古川の精肉店「肉のいろは本店」(加古川市加古川町、 TEL079-427-6222)が9月3日、移転オープンした。
「オシャレでおいしい」をコンセプトにオープンした同店。店舗面積は約30坪。ウッドテイストで欧米式のショーケースを特徴とした内装が特徴。
店主の一角勇さんは「量り売りにすることで、その時の新鮮な商品をお薦めできる。お客さまとのコミュニケーションも増えた」と話す。
商品は「黒毛和牛雌処女牛肉」を中心に取り扱う。「雌の処女牛は味がよく乗り、脂っこさも少なく食べやすい」と一角さん。「ステーキ用やバラ、カルビなどのほか、イチボやミズジなどの希少部位もある。豚肉は沖縄産琉球ロイヤルポークのみを取り扱う」とも。
「移転を機に力を入れた」という総菜コーナーでは、「いろはのコロッケ」(60円)、「ミンチカツ」(160円)、「黒黒コロッケ」(120円)などを販売する。すべて注文を受けてから調理し、揚げ立てを提供する。焼き豚(100グラム当たり268円)も人気商品という。
一角さんは「今後、店舗前のスペースでイベントを開いたり、2階の事務所を教室として利用したりしてもらえるスペースにしたい。より地域とのつながりを大切にする」と意気込む。
同店会長の一角武さんは「本当においしい肉だけを提供する。焼き方や調理方法など肉のことならなんでも聞いてほしい」と話す。
営業時間は10時~18時30分。日曜定休。