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加古川に多世代向けコミュニティースペース 「地域資源発掘し磨きを」

スタッフの井上恭子さん(左)と別府純子さん(右)

スタッフの井上恭子さん(左)と別府純子さん(右)

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 JR東加古川駅南ロータリーの東側に9月9日、コミュニティースペース「Hikare’(ヒカレ)」(加古川市平岡町、 TEL079-441-7575)がオープンした。

オープンセレモニーの様子

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 運営は、レディースファッション通販を手掛ける「ワンピース」(加古川市別府町)で、同社が運営するコミュニティースペースは「cohaco(コハコ)」(加古川町)、「fam(ファム)」(同)に続いて同市内では3施設目となる。

 ビル1階の1フロア(約12坪)でフリースペースとレンタルスペースとして利用可能な同施設。ミーティングをはじめ、ミシンをレンタルし縫製作業などDIYの作業場としても対応する。

 オープン初日は、加古川を中心に活動する7つの店舗や団体がコーヒーやケーキの販売、海外ゲームの体験などのブースを並べ多くの来場者で賑(にぎ)わった。

 同施設スタッフの井上恭子さんは「人やモノだけでなく、その人が持つ得意なことや文化遺産などの地域資源を発掘し、磨きをかけることが自分たちの役割。そのためにも東加古川を拠点に地域をつなげ盛り上げていきたい。Hikare’には『Hi(東)』『ka(加古川)』『re’(再び)』という思いを込めて名付けた」と話す。

 「当施設は多世代をターゲットにした地域の集会所のようなスペース」とも。「訪れた方にはわくわく、ドキドキするような体験をしてもらい愛着を持ってもらえれば」と笑顔も見せる。

 同施設スタッフの別府純子さんは「この施設を通じて子どもたちと『ただいま』『おかえり』といった会話を交わせる街にしたい」と話す。訪れることで、高齢者や子どもたちとの触れ合いの場や、子どもたちが一緒に宿題をするなど「いつもの生活とは異なる選択肢が増えれば」と意気込む。

 利用料金は来年3月までは無料。営業時間は9時~16時。土曜・日曜・祝日は休み。

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