「加古川ウェルネスパーク アラベスクホール」(加古川市東神吉町)で7月8日、加古川の音楽レーベル「fastcut records」設立10周年記念イベント「Overdose of Joy」が開催される。
主催はファストカット(加古川市平岡町)。
加古川市在住の森川直樹さんが2007年11月に設立した同レーベル。これまでに国内外アーティストの楽曲約100作品をリリースしている。
森川さんは「20代半ばのころ、自分の音楽レーベルを持ちたいと思い、ベルリンやスウェーデンに渡たり、現地のアーティストと7インチシングルのリリースを契約した。これまで海外アーティストの来日ツアーなどさまざまな音楽活動を行ってきたが、2010年に第2回CDショップ大賞の洋楽部門で準大賞を受賞したことが思い出深い」と振り返る。
「今回は舞台上で使う椅子から会場までのバスの手配までスタッフ全員で協力して準備した。10周年の節目として記憶に残るものにしたいと思い、音楽ホールだけでなく施設全体のロケーションからアラベスクホールでの開催を決めた」とも。
当日は、ゲストに曽我部恵一さん(サニーデイ・サービス)とLampを招くほか、台湾からFour Pensと、Sheeprint、姉妹レーベル「Sailyard」からPictured Resortの計5組が出演する。
森川さんは「出演者も会場の雰囲気に合うアーティストのラインナップにした。初夏にぴったりな音楽を楽しんだ後、ライブの余韻と会場周辺のロケーションも併せて楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
12時開場、13時20分開演。チケットは、前売り=3,500円、当日=4,000円。