加古川駅近くの東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町)で4月15日、絵本のイベント「えほんのもり」が開催される。主催は「コーネリアス」。
「いろいろな世代の人に絵本を楽しんでほしい」という思いから企画された同イベント。同グループ代表の船越綾子さんが「絵本のイベントを開きたい」とフェイスブックで呼び掛け、それに応じた6人が集まったことがきっかけだったという。
当日は、メンバーが持ち寄った絵本約100冊を用意。段ボールや観葉植物などで演出した森の雰囲気の中に絵本をちりばめて配置する。
船越さんは「赤ちゃんからお年寄りの方まで何かの絵本に出会えると思う。森の中を歩いたり、さまよったりしながら、思い思いの時間を過ごしてもらえれば」と話す。
当日は、「絵本の読み聞かせ」に合わせてピアニスト重松壮一郎さんによる「ピアノ即興演奏」も披露。絵本に関するワークショップも企画中だという。
「絵本の名作は、いつまでたっても名作。絵本にはそれぞれの人生観が見えて、読むとその当時の気持ちを思い出すことができる」と船越さん。「絵本は子どものものというイメージが強いが、大人が読める本もたくさんあるので、ぜひ大好きな一冊に出会ってほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~16時(出入り自由)。入場無料。