加古川駅近くの寺家町商店街(加古川町寺家町)の各店舗で2月17日、恒例の「ひな人形」展示が始まった。
「ひな人形」の展示は今年で14回目。同商店街が学校の通学路のため、子どもの見守り活動を目的に始まった。
今年は、昨年より5店舗増え、26店舗が参加。展示しているひな人形は、店が所有しているものや、人形販売店から借りたものなどさまざま。年代物や、折り紙で作られたオリジナル「ひな人形」など、個性的な作品がショーウインドーや店内に展示されている。田中紙文具店では、店主の田中滋さんの祖母が嫁入り道具として持ってきた明治時代のおだいりさまとおひなさまを展示している。
同商店街振興組合理事長の立岩成晃さんは「この機会に足を止めてひな人形を見てほしい。当企画を通じ、通行人との交流が生まれたり、店の人に困りごとや相談事を話したりするきっかけにもなればうれしい。女性だけでなく意外と男性も喜ばれる方が多い。ひな祭り気分を味わいながら買い物を楽しんでほしい」と話す。
3月8日まで。