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加古川南高生徒、地元保育園でミュージックベル演奏 音楽で地域貢献を 

ソルフェージュクラスの皆さん

ソルフェージュクラスの皆さん

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 加古川南高校(加古川市加古川町友沢)のソルフェージュクラスの生徒22人が12月22日、「はとのさと保育園」(加古川町南備後)のクリスマス会でミュージックベルを演奏する。

ミュージックベル演奏の様子

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 ソルフェージュは、楽譜を中心とした音楽理論を実際の音に結び付ける訓練を指すもの。同クラスを担当しているのは「加古川シティオペラ」会員の高田真奈美さん。15年前、生徒一人一人の自分らしさを育てる「総合学科」が同校でスタートしたときから講師として勤務している。

 高田さんは「ミュージックベルを行うことにより、自分のパートをしっかりこなす責任感や、ほかのメンバーと呼吸を合わせて一つのものをつくり上げるためにコミュニケーション力が培える」と話す。

 生徒の池澤さゆりさんは「ピアノが好きで3歳から習っており、将来は保育士になりたい」と同クラスを選択した。同クラスの畑里奈さんは「ミュージックベルを行うことで、自分のパートを任されるため責任感を持つようになった」と話す。2人ともクリスマス会では「園児たちと一緒に歌って演奏したい」と楽しみにしている。

 高田さんは「地域の方々と接することで生徒の成長につながるため、学校外での演奏の機会は非常に貴重。どんどん学校外での活動を増やしていきたい」と意気込む。

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