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東加古川に居酒屋「酒地蔵」 「ひねぽん」も提供、深夜の出前にも対応

笑顔を見せる店長の山内晋ノ介さん

笑顔を見せる店長の山内晋ノ介さん

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 東加古川に居酒屋「酒地蔵」(加古川市平岡町)がオープンして、10月19日で3カ月がたった。

東加古川駅南にある「居酒屋 酒地蔵」

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 店長の山内晋ノ介さんは姫路市出身。子どもの頃から料理を作ることが大好きで、姉や妹、友人たちに料理を振る舞っていたという。高校時代は居酒屋でアルバイトとして調理を担当し、腕を磨いた。

 席数は15席。「店内は明るく、楽しい雰囲気を意識した」と話す山内さん。自身が仕上げた内壁は赤と黒で印象的にまとめ、店名の由来となった傘地蔵のシルエットも描いた。山内さんは「前職は酒地蔵の店主が営む姫路のサパーバーでスタッフとして働いていた。注文が入れば店員が踊るようなバーだったので、その店の楽しい雰囲気を取り入れたかった」と話す。トイレのデザインは山内さんが大好きな歴史をヒントに、天守閣をイメージしたデザインにした。

 フードメニューは、「漢メニュー」「スピードメニュー」「揚げ物」「焼き鳥」「期間限定メニュー」など。人気はボリューム感がある「漢メニュー」で、「漢のだし巻き」「漢の大根の唐揚げ」(以上528円)、「こだわり漢のポテトサラダ」(539円)、「漢の手作りギョーザ」(5個入り、572円)、「漢のチャーハン」「漢の鶏の唐揚げ」(以上638円)。一品で提供する姫路の人気グルメ「ひねぽん」(528円)は、山内さんの母親直伝のレシピを参考にしたという。

 山内さんは「オープンして3カ月だが、1人で来店し、ビールとチャーハンだけの常連もいらっしゃる。夜ご飯を食べる店として当店を利用してくれているのはうれしい」と振り返る。

 東加古川での出店は、夜遅くまで出前対応ができる店がなかったことだという。「体力的にはしんどい面もあるが、スナックやバーへの出前も少しずつ増えてきた」と話す。料金は「出前メニュー」の代金に出前代(324円)が必要。

 山内さんは「自分の見た目が少し恐い印象を持たれるのか、店内をのぞいて通り過ぎてしまう人もいる。実際はほとんど怒ったことがない性格。安心して食べに来てほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は17時~翌2時。出前時間は21時~翌5時。定休日はインスタグラムで知らせる。

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