NPO法人「シミンズシーズ」が9月21日から、若者がイベントの企画・運営を体験するプログラム「まちマチゼミ」を開催する。
同プログラムは2020年度に始め、今回で4回目。今回は加古川駅前の商店街で毎月開催されている「かわのまちマーケット」を舞台に行う。
若者に東播磨地域に愛着を持ってもらい地域活動を学んでもらおうと、兵庫県東播磨県民局から受託して同NPOが企画・運営を行う。対象は東播磨地域に在住・在学・在勤する人のほか、東播磨地域に興味がある10~20代前半の若者。
プログラムは全6回で、企画・広報・実行・振り返りとイベント運営の全ての工程を体験でき、準備期間には東播磨地域で活動する大人から情報提供を受けながら一緒に企画を立てる。企画を実践する本番は11月3日の「かわのまちマーケット」で、約90店舗が出店する中、来場者の小学生を対象に行う。
担当の津久井あゆみさんは「まちマチゼミではじめて企画を実行できる場をつくることができた。イベントを自分の手で作る楽しさを感じてもらうきっかけになれば。子どもが好きな人、企画に携わってみたい人は、実際にチャレンジできるチャンスなので、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。
開催日は9月21日・28 日、10月5日・26日、11月3日・16日の全6回。参加無料。定員は20人程度。申し込みは9月10日まで、ウェブサイトで受け付ける。