「The KSL アストエンジCup」の決勝戦が12月16日、大阪市内で行われ、関西サッカーリーグ ディビジョン1に所属する「チェントクオーレハリマ」が関大FC2008にPK戦の末に敗れ、準優勝となった。
同大会は、関西サッカーリーグ ディビジョン1・2に所属するチームが、カテゴリーの垣根を超えて戦う公式戦。2019年以来、4年ぶりの開催となった。
グループリーグには16チームが参加。ファイナルラウンドには、グループリーグを突破した6チームに、招待枠の「奈良クラブユース」「枚方FCカンテラ」を加えた計8チームが出場した。
グループリーグを2勝1分けで通過した同チーム。同ラウンドでも飛鳥フットボールクラブ、奈良クラブユースにそれぞれ2対0で勝利。決勝は、関西1部リーグで共に戦う、関大FC2008との対戦となった。
同チームは前半14分、後半6分に失点し、2点を追いかける展開に。後半9分、鵜飼亮多選手からのロングスローのこぼれ球を村上京太郎選手が押し込み1点差に。後半37分には、久保田駿斗選手の折り返しを加古川出身の平谷成矢選手が頭で合わせて同点とした。ペナルティーキック戦は、両チーム2人目が失敗。同チーム6人目の榎木怜選手が外し、関大FC2008が試合を制した。
佐野裕哉監督は「優勝できず残念な結果に終わったが、最後までチェントクオーレらしく戦ってくれた選手たちには感謝しかない」と話した。「会場まで応援に来てくれたサポーターの皆さん、ありがとうございました」とも。