ホットサンドとコッペパン店「カフェ919」(加古川市新神野、TEL 080-2367-7606)がオープンして、12月12日で1年がたった。
店主の藤崎真貴子さんが2022年12月にオープンした同店。以前から、「いつかはカフェを開きたい」という思いを持っていた藤崎さんだが、「元々実行に移すのが苦手な性格」ということもあり実現できていなかったという。
オープンのきっかけは、同店が入居する物件の空き情報を藤崎さんの夫・慶さんが聞きつけたこと。藤崎さんは「心の準備は整っていなかったが、自分が大好きなホットサンドと、夫が大好物のコッペパンの店にしようと決心した」と当時を振り返る。
店内は2人がけテーブル席2卓、カウンター4席を用意。ホットサンドのメニューは、「あんバター」(400円)、「たっぷりたまご」「具だくさんポテサラチーズ」(以上450円)など9種類。コッペサンドは全部で6種類。「子どもから大人まで大好きなコロッケ」(430円)、「ホットドッグ」(450円)、「甘辛ヤンニョムチキン」(480円)の人気が高いという。ドリンクセットも用意。自家製スイーツは「濃厚ガトーショコラ」「まろやかバスクチーズケーキ」(以上450円)をそろえる。
今年6月、豚のヘレカツ4枚を使った「かつめし」(1,150円)もメニューに追加。子どもの頃からなじみのある「あっさりめ」のソースは3時間かけて仕込み、「あえて焦がすことでコクが増す」という。かつめしは現在、火曜・木曜・金曜に提供している。
藤崎さんは「地域の人にも来てもらいたいし、市外の人にも食べに来てもらいたい。気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
営業時間は9時30分~16時(年末は12月26日まで、年始は1月9日9時30分から営業)。水曜・土曜・日曜・祝日定休。