兵庫県生きがい創造協会が運営する高齢者大学「兵庫県いなみ野学園」(加古川市平岡町新在家)の「第17回写真部作品展」が11月26日から、加古川総合文化センター(平岡町新在家、TEL 079-425-5300)で開かれる。
同部は毎月第1・3・4水曜に作品を持ち寄り、部員同士で発表し合うサロンや、作品を講師が好評する例会、初心者向けの勉強会などの活動を行う。部長の後藤正宏さんは「当学園に入って写真を始めた部員がほとんど。カメラは持っているが、作品というイメージで写真を撮ることの経験がない部員ばかり」と話す。今年から2、3年以上の部員と新入生部員がペアとなり活動するパートナー制を取り入れた。役員の加来英俊さんは「いろいろと直に話し合いながら教え合えるので学びやすい」と話す。役員の芦田豊さんは「カメラを知るうえで一番大事なことは露出。いかにいい露出にできるかを教えるのがポイント」と話す。
毎年11月に開く同展は今回で17回目。毎回、写真の題材に制限はなく、1年間自身で撮りためた写真から各自で選択し、全紙サイズで展示する。作品数は、同学園の現役学生22人が各2点、講師1人が2点、OB34人が各1~2点の計97点。
後藤さんは「風景、人物などいろいろなジャンルの写真を展示するので、自分の気に入った写真を見つけてほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。入場無料。12月3日まで。